格子組
格子組のボリュームに圧倒される
日曜日に所属する愛知建築士会の支部研修見学会で「静岡県富士山世界遺産センター」の見学に行ってきました。
以前から見学したかった建物だったので、とても期待が高まります。
設計は建築家の坂茂さん。
以前から木や紙を用いた建築を多く手掛けられています。
この建物はパワースポットでも有名な富士山本宮浅間大社の参道入口に建っていて、写真のように鳥居とともに沿道から目立った建物です。

形状は逆さにした円錐状がメインコアとなっています。
この形は逆さ富士の形状を表しています。正面に配された水面を見るとさらに逆さになって富士山の稜線が現れるという演出です。
しかし残念ながら水面に写る姿はアイレベルではなかなか富士山の稜線というまでにはいかないようです。
また、逆さ富士の表面は木の格子組になっており、マッシブな形状ながら自然の山肌をイメージさせる柔らかな表情になっていました。
この格子に使われた木は地域材の「富士ヒノキ」とのことで、富士山の水系で育った木を使うことでより富士山を意識できるようにしています。
逆さ富士の内部はらせん状の展示で、スロープを上がっていくと富士登山の疑似体験ができる仕掛けもユニークでした。
名古屋からは少し距離のある場所で、他の見学場所もあるので限られた時間でしたが、いい建築を見学出来ました。
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